2017年10月19日
Category:社長日誌

北海道フェアin代々木「進撃のにしん2017」準備と結果まとめ A

 今回のイベント参加は本業である加工を従業員に任せての物見遊山(ものみゆさん・・・遊びに出かけること。知見を広げる意味もある。)の側面もそれは否めないけれども、飽くまでも出場目的はふたつ。

 
(ニシンの加工品を受け継いで広げようとしている)マルコウ福原伸幸商店という存在をお客さんに知ってもらう

 ・イベント単体として黒字を目指す
 

 
 まずは
 ・(ニシンの加工品を受け継いで広げようとしている)マルコウ福原伸幸商店という存在をお客さんに知ってもらう

 準備 
 ・余市がニシン漁で栄えた地区だという歴史を知ってもらう
  ➡(視覚)分かりやすく「余市は海のそば」「ニシンが魚であること」「網で捕らえたこと」などをイメージしてボードで説明を試みたが、立ち止まって見て行く人はかなり少数でも、無いよりはずっと良かった。
 IMG_5140.JPG

 ・ソーラン節がニシン漁の「作業歌」であることをイメージしてもらう。
 ➡(聴覚)小型スピーカーでソーラン節をリピート再生。聴覚に訴える。かなり効果的だったと考えられる。

 ・ニシン漁の雰囲気を出すため、町役場から大漁旗とニシン漁の船頭さんの衣装を借りて使用。
 ➡(視覚)雰囲気を作り出す意味でこの上ない演出となった。
IMG_5162.JPG

 ・ニシン加工品のなりたちを伝えるため、紙芝居形式のポップを作成。
 ➡(視覚・聴覚)どのタイミングで使えば良かったのか、お客さんの足を止めることができず、使用せず。
IMG_5075.JPG

 
 はい。

 店舗の装飾ひとつとっても、イベントのプロの皆さんはデザインのプロにやってもらっているわけです。

 ボーっと眺めているだけでは気づかないような、視覚・聴覚・嗅覚を刺激するさまざまな仕掛けが施されている中に、こちらは上の画像を見てもお気づきの通り「手づくり感満載!学校祭のノリ」で突っ込んで行くわけです。

 それでも!

 そこに至るまででさえも、さまざまな葛藤があったわけです。

 
 「歴史を伝えるなら、あの商品とあの商品は持って行こう。」
 「あ、この商品は日持ちが難しいから東京の暑さでは無理だな」
 「でも、これは伝えたいな」
 「よし・・・こっちもどうにかして・・・」

 と、

 毎日が葛藤です。

 そのうち、何をしに行くのか方針がブレてくるわけですよ。

 で、

 そんなとき「外側から見てくれる」仲間たちに相談しました。

 そう。東京への進出が決まってすぐに「助けを求めた」際に手を挙げてくれた仲間たちです。

 親戚・同級生・さらに同級生の友達、同僚・・・と、

 それはそれはとんでもないパワーが私たちを支えてくれていたのです。

 IMG_5065.JPG

 日々、ブレて行く私たちと「外側から見ている」はずなのに、いつの間にか「こちら側」の風合いが強くなっていく仲間たち(笑)。

 山ほどあるんだッ!!

 お客さんに伝えたいことは。

 歴史ッ、こだわりッ、レシピッ・・・
 どれも大事で、どれも伝えたい。

 やってるうちにどんどんそれが増えて行く!!!

 け・・・削れないッ・・・困った

 でも、簡潔に文章を少なく、かつ伝わるように伝えなければッ・・・

 そうして事前準備の「素材づくり」は、出発前夜の深夜まで行われました(笑)

 現地に到着して迷うことなく設営作業にとりかかれたのは、ちゃんとそれまでに「設計図」を描いて、みんなの協力と実際に現地での買い物を含めた調達があって、自分たちでもできる限りの素材を揃えて行ったからにほかなりません。 

 準備万端ッ!!

 そして、その結果は上記の赤で記したとおりということでした。


 次回は「イベント単体として黒字を目指す」の方について書いておきます。 
posted by (有)マルコウ福原伸幸商店 at 09:53 | 社長日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年10月11日
Category:社長日誌

北海道フェアin代々木「進撃のにしん2017」準備と結果まとめ @

 結果から書くと、東京でのイベント出店は東京で頑張っている親戚たちや友人たちと縁を繋ぎ直すということに於いては大大大大大成功。
 願った以上のことが起こりました!

 しかし、商売としてはあまり反省ばかりが先に来る結果でした。

 敢えてここに「上手く行かなかった話題」を書くのは、これを見た同じ立場の誰かが同じ失敗をしないようにということと、これから先へ進む自分が読み返したとき、ここにターニングポイントがあったという目印を深く突き刺すためです。

IMG_5129.JPG


 ここで復習ですが、東京・代々木公園で行われた「第29回北海道フェア 北海食道」へ出場できたのは、8月の末に小樽で行われた「しりべし ローカルフードチャレンジ」というイベントで優秀5社の中にランクインできたからです。

 IMG_4691.JPG


 なので東京への出場が決定し、説明を受けてから約3週間で出場という強行日程でした。

 5社のうち2社は、既存のスケジュールとの調整がつかず泣く泣く東京へのチャレンジを断念。
 
 ということで「しりべしローカルフードチャレンジ」チームは

 最優秀賞 の ステーキ丼 小樽の気さくな定食屋 CAFE' BAAL (カフェ・バール)さん
 
 準優秀賞 の 浮世季節のスムージー 小樽の繁華街「浮世通り」の、若手居酒屋店主(もっきり荘たじぺいつばめ串焼大将)4人の集まり、浮世通り界隈勝手に盛り上げ隊のみなさん。

 そしてマルコウ福原伸幸商店

22154286_1899788096951483_6329802281660621213_n.jpg


 この仲間で東京・代々木公園へのアタックは開始されました。

 みなさん、通常業務を行いながらのイベント準備です。

 他のイベント出場者は7月の中頃までにはエントリーを済ませて準備を着々と進めているわけですよ。
 それが、我々は2ヵ月遅れの急ピッチで行うわけです。

 それら全てを呑んだ上でのアタックですから、私たちの準備は黙々と行われました。

 黙々と・・・
 そう。通常業務の他に特別業務としてイベント準備をするということは、発信する時間さえ奪われてしまうということです。
 
 7月中頃までにエントリーを済ませた他の出店者たちと違い、ローカルフードチャレンジを勝ち抜いた我々は、出店料の減免という特典こそはあったものの、時間の都合で商品が「北海道フェアin代々木」のパンフレットに掲載されることが無かったのです。

 そしてさらには準備することで手一杯で、情報発信する時間が無かった・・・

 つまり、

 東京の人たちにとって 「もっとも知られていない」 「何を売るのかも分からない」 だから 「お客さんにとってイベントに行く目的にされることがない」 ブース でありながら、わずかな可能性を繋ぐための「自らの情報発信」の時間さえも制約される中での準備となったのです。


 私はその中で 「進撃のニシン」 というマンガに乗っかりまくりの(笑)タイトルをつけて、この状況をできるだけ伝わりやすく見てくれている人たちに伝えようと工夫しました。


 本当に厳しい状況でも、楽しんでやり抜ける方法を探して、楽しくやる。

 それが私の信条です。

 どんな幸運の中でも「ちょっと厳しいな」と思うタイミングがあったり、良さそうに見えても見えないところではもがき苦しんでいたり、そういうことって人生にはたくさんあると思います。

 東京イベントへの出展の道のりは、かなりハードな状況でした。

 それでもその状況をどうやって楽しむか考える。
 
 その結果 「帝都襲撃」「進撃のニシン」 が頭に浮かびました。

 

 私たちの本業は 加工業 および 卸売業 なので、小売り業 は得意分野ではありません。


 しかし、商品とは小売りがあってはじめてお客さんに届く物です。

 福原商店史上でもこれまで数えるほどのイベント出展回数では、到底自力だけで思うような展開に持って行けるとは思っていません。

 出展回数・・・本当に数えるほどです。どのくらいかというと・・・

 実は・・・

 東京に出場するまでの参加イベント数・3回

 イベント以外での直売経験数・1回

 東京に出場するまでの参加イベント合計日数・まさかの7日間!



 逆に言えばたったそれだけの経験数と、ニシンというこの地方では歴史の中に埋もれてしまった食材で小樽のイベントで勝負をかけて東京への出場権を獲得するなど、福原以外の誰もできない(やろうとさえしない)ことなんです!!


 と、これは豪語して良いレベルです。

 なので、自分たちが直接販売に向いていない・・・あるいは、そのノウハウが極端に不足しているということを私たちはハッキリと自ら認識しているのです。

 その小売りに対して圧倒的に弱い私たちが、ニシンという黙ってれば誰も見向きもしてくれない食材の加工品を持って、イベントのプロでも戸惑うようなモンスターイベントである「北海道フェアin代々木」に出撃しようとしている。

 その姿はまさにマンガ「進撃の巨人」の世界にそっくりだったのです。
ダウンロード (5).jpg
 

 できないこと、苦手なことがハッキリしてしまえば、あとはそれを補うためにどうするか?

 ということになりますよね。


 こちらのブログ、あるいは福原伸幸商店のFacebookページ、ツイッター、さらには福原江太の個人Facebookをご覧の方は9月の初旬から中旬にかけて福原が何をしたかご存知かとは思いますが、まず第一に

 「助けを求めました」

 そう。

 巨人に立ち向かうために弱い人類ができることは、戦うチームを作る事。戦い方を学ぶこと。戦うための技術を研ぎ澄ませること。戦いながら強くなること。

 しかも、楽しみながらこのモンスターに立ち向かえる人たちを集める事。

 何を助けて欲しいのか、どう手伝ってもらいたいのか、
 それを明確に伝えることから始めました。

 それがこの記事でした
 「帝都襲撃!進撃のにしん2017
posted by (有)マルコウ福原伸幸商店 at 09:49 | 社長日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年09月26日
Category:社長日誌

よし、じゃ、行ってみよう!

【第29回 北海道フェアin代々木へ!】
 9月28日(木)〜10月1日(日)
 10時〜19時
 H-20 番ブース「地産知食 ローカルフードチャレンジ」ブース

 向かって左側(予定)
 黄色のブース(予定)

 本来であればブログでも報告したいことがたくさんある毎日なのですが、取り急ぎ必要なのはッ!!

 告知ッッッ!!


 販売するものは
 
 「ニシン最終進化系」
 ・うま辛バクバク
 ・うま辛バクバクペッパースター
 ・めちゃ旨バクバク
 IMG_5080.JPG
 「ニシン現在進行形」
 ・一夜干しみがきにしん
IMG_5078.JPG
 ・焼いてほぐした糠にしん
IMG_5085.JPG

 「ニシン伝統継承」
 ・糠にしん
IMG_5084.JPG
 ・にしんの切りこみ
IMG_5086.JPG

 価・・・価格だって地元価格なんだからねッ💦
 値・・・値段設定を失敗したわけじゃない、極力余市と近い条件で売りたかっただけなんだからね。
 あ・・・ああ、でも、たくさん売れなきゃ厳しいなぁ
 り・・・理屈抜きで、買いに来てください。損はさせません。絶対。
 

 今回の東京進撃に際したくさんの方々の励ましをいただき、たくさんの方々の応援をいただき、たくさんの方々の思いをいただきました。
 
 そして毎日のように悶々と考えました。
 
 私が伝えたいことは本当は何なのか。

 余市とはどんな町なのか。

 ニシンとはどんな魚なのか。

 なぜ、私たちはニシンを加工しているのか。

 それをみなさんに短いコトバとインパクトのあるビジュアルで伝えるにはどうすればいいのか。

 東京近郊のみなさん、

 私たちはスイーツと肉と肉とスイーツに囲まれ、
 海鮮といえばウニ、イクラ、鮭、カニ、エビ、ホタテ、カキ・・・etc.のみんながその名を聞けばすぐにでも味わいをイメージできるあれやこれやの中に、ニシンを持って挑んで参ります。

 そして一度食べたら、

 トリコにしてみせます!!

 ご期待ください!!


IMG_5054.JPG
posted by (有)マルコウ福原伸幸商店 at 20:26 | 社長日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする