2020年06月09日
Category:社長日誌

緊急事態宣言以降のマルコウ[後編]

 [緊急告知]
 2020.6.12金曜日;札幌方面へ配達に行きます。
 [販売商品]この記事の下方よりご確認ください。
 [注文方法]2020.6.11 15時締切
       マルコウへの電話 0135-22-2299
       マルコウへのFAX 0135-22-5699
       マルコウへのメール info@fukuhara-yoichi.co.jp
       Facebookメッセンジャーへのご注文
     
 [お知らせ願いたいもの]
       @氏名
       A住所
       B電話番号(札幌は特に建物が分からないのです。田舎者にやさしくしてください)
       C注文商品と数量


 をお知らせください。
 確認後、金額や配達時間などおおよそのものをお知らせいたします。
 はじめてのところでも勇んで参ります。

 ☆ひとりで回る上に札幌の土地勘がありません。時間と心に余裕のある方、お願いします。
 ☆たくさん買ってください!会社やご近所へもお声掛けをお願いします。



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 これは昨年の秋に公開されたターミネーター・ニューフェイトのポスターです。

 「時代は変わった。運命はどうだ。」

 というキャッチコピーが映画公開から半年後の私たちにとってとても暗示的だと思います。

 ということで緊急事態宣言が解除になるのと同時に

 「配達」をはじめました。

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 今は、余市町内を起点に、おとなりの仁木町、小樽市、札幌市にエリアを拡大している最中です。
 余市町を中心に約50Km圏内程度のエリアを想定。

 想定とか言ったところでマルコウは現在、パート含めて7人体制。

 仕入・加工・製造から荷造り発送、事務方、来店客への販売を含めて7人では、とても厳しいです。

 厳しいけれども、全員が製造に取り掛かると間違いなく在庫の山を築いていくことになります。

 お土産屋さんや飲食店などの販売先が止まっている以上、止まっていないところに販売強化を求めるか、あるいは自分で動くしか方法はありません。

 そして自分で動くことを選択したのです。

 すでに何度かやってみて、知り合いや知り合いの知り合いへの配達でもなかなか思うように動き回れず、しかもひとりで回ると

 ・注文の募集
 ・注文の確定
 ・配達経路の確定
 ・金額、時間の連絡
 ・荷物のピックアップ
 ・運転
 ・駐車
 ・待ち合わせ
 ・商品・現金のやりとり
 ・領収書、チラシ等の受け渡し
 
 など、結構な仕事量が必要なことに気づかされます。

 なかでも時間が押した場合、個別に連絡を取ることなどほとんどムリです。

 
 そんなこんなを繰り返しながらも、とにかく「自分で動く」ことを選択したのです。

 何曜日がいいのか。
 何時ころが都合がいいのか、良くないのか。

 効率的なのかそうじゃないのか、そんなのはやってみながら変えて行けばいい。
 俺たちの運命は俺たちがつくっていくんだ。






 運命はどうだ。



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超絶大人気!ぬかにしん。


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余市産のにしんでつくった糀漬け。にしんの切りこみ。塩辛のような超珍味!


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初冬の味覚を冷凍でおとどけ!北海道ソウルフード、にしん漬け!!ヒンナヒンナ



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超限定品「余市ムール」煮貝。



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 税込み 2,400円!!


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 税込み 1,000円!!(3袋で 2,800円!!)


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posted by (有)マルコウ福原伸幸商店 at 15:57 | 社長日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Category:社長日誌

緊急事態宣言以降のマルコウ[前編]

 みなさまいかがお過ごしでしょうか?
 まずもって、マルコウは社員・家族共に元気でやっています。
 近況についてすこし書き留めておきたいと思います。

 きっと今を通り過ぎたら忘れてしまうでしょうから。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、2月22日の時点でニッカウヰスキー余市蒸留所が観光客の入場を早々と停止。

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 観光客の姿が町から消えました。北海道では2月末に早くも緊急事態宣言が出され、トイレットペーパーが売り切れ、やがてマスクが売り切れるという現象が余市町でも起こりました。
 トイレットペーパー問題なんて、6月になった今から思えば一体なんだったんだ?というレベルですが、一生懸命に生きるということは時に人を盲目にさせてしまうのかもしれません。


 2月の中旬、福原含め余市町の有志達は特産品と地元産ワインが出会うイベントを開催すべく奔走していましたが、事態は急変。

 毎月1回の定例イベント「ミナクル」も3月開催分からこちら側、すべて中止となっています。

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 @観光客が来ない→お土産品が売れない=ジャーキー類の販売が止まる

 A学校が休みとなり、在宅勤務が増え、飲食店への往来が止まるということはスーパーでの買い物需要は増える→3月中は例年通りに身欠きにしんが売れた→予想以上に自粛期間が長期化し、調理しやすい食べ物は売れるが一般的でない季節商材などは売りあぐねるという現象が起こる=4月、身欠きにしんの販売がほぼ停止。


 Bイベントはすべて中止

 はい。

 マルコウ福原伸幸商店、売り上げの方向性3本柱すべてを失いました。

 
 とてもとても苦しい選択を迫られました。

 従業員もいます。

 家族もいます。

 給付金?補助金??休業補償???いつ出るんですか???もらえるんですか?僕ら。


【現状まとめ】 

 @の観光客が戻ってくるまでにはいつまでかかるか全く予想がつきません。これは6月上旬時点でも変わらず。
 

 A学校も通勤も6月1日から再開しましたが、季節商材の身欠きにしんのシーズンはとっくに過ぎてしまいました。


 Bある程度の組織が運営するようなイベントはリスク回避のため中止措置がとられています。



 日々入れ替わる状況変化のなか、ネット通販にのみ生き残り策があるかのようにみえました。
 いや、そこに注力する以外の道は皆無だったと言えるでしょう。


 そこで福原商店は3月中旬から地道に少しずつ勉強を重ね、まさに試行錯誤を繰り返し繰り返し、

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≪初期イメージ≫

 オンラインショップを再構築しました。
 →マルコウ福原物語


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 そこに

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 このようなコーナーを設置。

 各SNSで情報拡散し、販売開始。


 ネット・Facebook上では仲間たちが協力してくれて

 ・コロナ支援・訳あり商品情報グループ

 ・RESCUE HERO SHOP

 などに商品紹介を手伝ってくれて、大反響を巻き起こし続けています!!!

 大感謝。


 さらにはこれです。


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 レシピ入りのチラシ。友人夫婦(予定・婚約中w)作。


 先ほどCで直接販売という意味ではネット通販にだけ活路が残っているようなことを書きましたが、この紙メディアを通じ、地元に存在をアピールすることの大切さと、この状況下だからこそ地元の人たちに可愛がってもらってやって行くという【超☆原点にもどる】ことに、ハラをくくることができました。


 次回に続きます。
posted by (有)マルコウ福原伸幸商店 at 14:53 | 社長日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする