・この商品は何なのか?(魚の珍味ですよ〜)
・どのようなメリットがあるのか?(肉と比べて、ヘルスィ〜ですよ〜)
・似た系統の商品とはどう違うのか?(皮剥いて、短冊状にカットしてるから食べやすいですよ〜)
etc.・・・
ひとりひとりのお客さんにおススメ商品の解説ができる対面販売が理想ではあるのですが、昔の魚屋さんや八百屋さん(と言っても、僕ら40歳前後の世代でさえもその記憶は曖昧)のように「今日は何が新鮮」「〇〇と煮付ければ美味いよ」「頭と尻尾落として、三枚におろしてあげる」という買い物での対話が少なくなった時代です。
商品が商品としてそこにあるだけでは、それが何なのかお客さんは見当がつきません。
見当がつかない物を、お金を出して買うことはありません。
そこで販売促進ツールの出番ということになりますが、それは一体なんなのでしょうか?
煎じ詰めて言えば「商品情報の付加」です。
「これは、ちょっとベツモノだぜ!」というアピールです。
何か求めているお客さんに「それはこれですよ〜」と訴えかける。それが販売促進ツールです。
映像広告、画像広告、文章広告、キャッチコピー、ポスター、POP・・・さまざまな方法が取られます。
今回、画像で観て頂いているのは、
「6penceシール」「余市でつくりました」シールです。
「マッサン」に関連のある「余市町でつくりました」ということをお客さんに訴えています。
「余市町でつくっているから、余市の皆さんよろしくお願いします!」という思いや「余市のお土産に持って行ってくださいね〜」という思いや「観光客のみなさん、余市でしか作ってない珍しいおみやげですよ〜」というようなことを伝えようとしています(笑)。
商品づくりは中身はもちろんのこと、こうした「目に見えるところ」にあるけれども「注意しなければ見えない部分」にもいろんな仕掛けがあるのですね。
ぶら〜っと歩くショッピングの際に、さまざまな「販促ツール」をぼんやりと見てみてください。
生産者や販売者のさまざまな思いが伝わってくるはずです。
福原さん家のおすそわけ HPも是非、見て見てくださいね。
http://www.fukuhara-yoichi.co.jp/index.html