2015年10月22日
Category:(有)マルコウ福原伸幸商店・社史

ニッカさんとコラボさせて頂きました(;'∀')その2

 「さあ、まずは乾杯だ。」

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 「余市に来たならニッカウイスキーでしょ?」

 ・・・などと、いつか言える日が来ると良いなぁと思っている福原です。

 お酒は一応どんな種類でも飲むことができますが、さほど強くありません。

 お酒は一応どんな種類でも飲むことができますが、外食時くらいしか飲みません。


 ・・・だって。

 仕事で早起きなんだもんw ※注)実際、目覚まし時計のタイマーは午前2時35分です


 そんな僕ではありますが、
 当ブログ9月15日の記事「ニッカさんとコラボさせて頂きました」に引き続きまして、ニッカウヰスキーさんのイベントにゲスト参加させていただきました。


 そのイベントの名は


 「ウイスキーと余市の食のマリアージュ」
 

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 ※デジタル大辞泉の解説
 マリアージュ(〈フランス〉mariage)

 1 結婚。婚姻。婚礼。
 2 飲み物と料理の組み合わせが良いこと。特に、ワインと料理の組み合わせについていう。


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【ウイスキー左から右に向けてクセが強くなります】
 スーパーニッカ復刻版
 シングルモルト余市
 ウッディ&パニリック
 ピーティー&ソルティ

【おつまみ左から右に向けてクセが強くなります】
 鮭と鱈のチャンチャン焼き(鍋半分だけ映ってる)
 めちゃ旨バクバク
 燻し奴(豆腐の燻製)
 糠にしん刺身
 にしん切りこみ
 

 福原商店のにしん加工品を多数お使いいただきまして、その説明に参上した次第でございます。

 今回いらっしゃったみなさんは、全国津々浦々から公募・抽選で選ばれた20名(2名欠席)であり、遠くは兵庫県や香川県からお越しになったという方もいらっしゃいました。

 
 つまりそれは・・・


 「にしん」その物を知らないという人が多いということです。


 なので、ドラマ「マッサン」に登場したにしん漁の親方「森野熊虎」という風間杜夫さんが演じたキャラクターを引き合いに出して、余市町の歴史とにしんの食文化の関係を、そして今、目の前に並んでいる食品が、当時の漁師たちが食べたものが連綿と受け継がれて来たものであるという説明をさせて頂きました。

 
 江戸時代、にしんを開いて干した「みがきにしん」は水分を落としきった結果、軽量で保存性も高い加工品として、昆布などと共に北前船で交易品として本州に送り出されました。

 なので、みがきにしんを使用した料理というものは、京都の「にしんそば」などの有名な品を代表として今でも日本各地に点在して残っています。

 ところが「すしにしん(ぬかにしん)」や「にしんの切りこみ」は漬け樽の中に水分が残る形になるので、重たくて持ち運びに適さない、

 すなわちッ!!

 地元消費用の保存食ッッ

 なのです。 


 ごくごく限られたエリアの中で文字通り熟成された食文化なのです。


 その土地土地の持つ歴史的な背景や、地形的な理由によって、そこで生まれ育った者にとっては当たり前でもエリア外では全く通用しない「食べ物」や「食べ方」があって、ぬかにしんや切りこみはまさにそれに当たるのです。


 そんな「箱入り娘」のような地方食文化と、熱き情熱が創り出した日本産のニッカウイスキーの出会いは風の中、恋に落ちたあの日から気づかぬうちに心はあなたを求めてたッ!!

 
 そして今、巡り巡って出会ったのです。


 なんてマリアージュッ!!!


 ・・・。


 全く予備知識のないみなさんに「にしん語り」をするにあたって、今回は歴史を絡めて話を組み立ててみました。


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 頂いたイベントの報告書のアンケート集計のなかに

 「マルコウの社長さんのお話はよかったです。ありがとうございました」

 というコメント、発見しましたァァッ!!!


 良かったぁ〜〜〜(*'▽')


 このような機会を与えて頂きましたニッカウヰスキーさんに改めて感謝し、今後とも「にしん語り」を積極展開できるよう、いつでも自分の準備を整えておこうと心に決めた福原なのでした。


 ありがとうございます。
posted by (有)マルコウ福原伸幸商店 at 16:02 | (有)マルコウ福原伸幸商店・社史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年10月19日
Category:(有)マルコウ福原伸幸商店・社史

北海道版じゃらんに掲載されました!!

 福原商店の

 「にしんの切りこみ」(余市以外の地域では「にしんの塩辛」)が、

 北海道版じゃらん11月号(98〜99ページ)の特集記事「わざわざ買いに行きたい!ごはんのおとも12選」

 選ばれました〜

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 新米が美味しい季節です。
 ご飯のおともに是非、余市・柿崎商店さん、国道五号線沿いの新岡鮮魚店さんに「わざわざ買いに来て(笑)」くださいッ!!

 
 

 中身は同じものですが「切りこみ」という料理名が一般では無い地域向けに、新パッケージ「にしんの塩辛」も販売しております。

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 じつは・・・

 塩辛の方が一般的にイメージしやすいということで、二年ほど前にパッケージを変更しようと思ったのですが「切りこみ」という名前を消したらダメだという意見も強く残っていたので「切りこみパッケージ」は余市町内限定にして、今後の展開に応じて「塩辛パッケージ」を導入したという経緯があります。


 こちらは、小樽駅なかマート・タルシェさんや、古平町の東しゃこたん漁業協同組合直売所などでお求めいただけます。


 秋のドライブに、ぜひ積丹半島にお越しください!!
posted by (有)マルコウ福原伸幸商店 at 17:59 | (有)マルコウ福原伸幸商店・社史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年10月14日
Category:(有)マルコウ福原伸幸商店・社史

賞状をもらっちゃいました!

 福原商店、バクバクシリーズ!加工食品部門で第2位をいただき、表彰されました!!

 ※アンケートにご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございました!!※

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 ・・・さも大人数でイベントに望んだかのような画像ですが、お隣のブース「余市堂」さんがジュース部門で第1位だったので、みんなで記念撮影したものですw・・・

 2015年10月11・12日の連休、小樽市で開催されました食のイベント「ローカルフードチャレンジ」に参加して参りました。

 ※しりべし知産志食「ローカルフードチャレンジ」・・・しりべし(後志)とは北海道の西側(地図に向かって左側)の真ん中から下辺りのボコッ海にと突き出した辺りの行政区画です。
 海もあり、畑作、稲作、果樹園まで揃っていて幅広い種類の食材生産が盛んな地区でありながら、札幌という超大都市と近隣であるがゆえに独自の文化が醸成するよりも、商圏として魅力的な札幌や本州方面に原料供給して行くような流通スタイルが主流になっています。

 なので「地元で作っているのに、ここで買えない」みたいなものがたくさんあります。
 それら幻の食品・食材を一堂に会して、地域食材の魅力をもう一度見つけ出そうという試みが「ローカルフードチャレンジ」です。


 ・・・えー。福原が感じたところの取りまとめなので、主旨が間違っているかもしれません(笑)が、だいたい良いところ当たってるはずですw

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 普段は生産者である福原商店としてイベントへの「単独出店によるお客さんとの交流」は初めての試みでしたので、計画や目標に対してたくさんの失敗と、予想以上の成果を得て参りました。

 
 イベント出店や、新商品の開発、販売先の開拓という事業はいわば「商品や食文化の入り口を広げる作業」なのだと考えています。

  
 以前から何度か書いていますが、私たちの製造する商品は現代のお客さんにとって「必ずしも手に取りやすい商品」では無いという自覚は持っています。

 しかし、それでもどのくらいの人たちの中に福原の商品たちの「ローカルフードとしての記憶」が残っていて、それは今後どうして行くことによってより生き残って行けるようになるのか?を、地域の人たちに直接、問い掛けて、知っておく必要がありました。
 
 その実感と感想については、また次回以降の記事に於いて報告していきたいと思います。 

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 いつも、応援ありがとうッッ!!!

 
 
posted by (有)マルコウ福原伸幸商店 at 09:43 | (有)マルコウ福原伸幸商店・社史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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